今日から八月&最近読んだ本の話
こんばんは。今日から八月なのですね。
私の勤め先は来週半ばくらいから一週間と少しの間、夏季休暇に入ります。
とはいっても、今抱えている案件の関係で休日出勤になりそうな予感もチラホラ。
でもせっかくのお休みになりますので、ゆっくりと色々しようと思います。
秋の原稿の進捗ですが、予定通りには終わりませんでした。アチャー。
なので、とりあえず締め切りを伸ばして今週末の脱稿を目指そうと思います。
こうしてズルズルいってしまうのかな…いや!いかない!いかないぞ!!!
ちょっと思いついて新しいサブキャラ投入&ストーリーを付け加えたのが一因です。
でもその分、個人的に気になっていた綻びが無事にまとめられたように思います。
早く上げることだけが大事じゃないですしね。
まあ、早くて面白いに越したことはないんですけど。汗
早さがない分、何とか面白さだけでも磨いてゆきたいです。
今回もどうだろうー個人的には好きな話なんだけど…うーーーーーーん!
追記にて最近読んだ本の話なぞ。
私の勤め先は来週半ばくらいから一週間と少しの間、夏季休暇に入ります。
とはいっても、今抱えている案件の関係で休日出勤になりそうな予感もチラホラ。
でもせっかくのお休みになりますので、ゆっくりと色々しようと思います。
秋の原稿の進捗ですが、予定通りには終わりませんでした。アチャー。
なので、とりあえず締め切りを伸ばして今週末の脱稿を目指そうと思います。
こうしてズルズルいってしまうのかな…いや!いかない!いかないぞ!!!
ちょっと思いついて新しいサブキャラ投入&ストーリーを付け加えたのが一因です。
でもその分、個人的に気になっていた綻びが無事にまとめられたように思います。
早く上げることだけが大事じゃないですしね。
まあ、早くて面白いに越したことはないんですけど。汗
早さがない分、何とか面白さだけでも磨いてゆきたいです。
今回もどうだろうー個人的には好きな話なんだけど…うーーーーーーん!
追記にて最近読んだ本の話なぞ。
・フランシス・ホジソン・バーネット著「小公女(新訳版)」
…かの有名な児童文学「小公女」の新訳です。
実は私、子供の頃に初めて読んだときからこの物語が大好きでして!
色んなバージョンを読みましたが、いわゆる全て児童書ばかりだったんですね。
新潮が新しく出している児童書のちょっと大人向けにした新訳シリーズの1冊。
知られたストーリーではなく、作品発表後に舞台化された際の脚本を著者が改めて編纂したものです。
児童書の頃には最後まで書かれていなかった「魔法」の正体が最初から種明かしされています。
あとやっぱり特筆すべきはベッキーの描写が大分増えていることですね。
私、ベッキーって凄いなって思うんですよ。
子どもの頃はセーラカッコいい!って感じだったけど、大人になった今は彼女の方が尊いと思う。
何の見返りも求めず、セーラのように矜持や志のためでもないじゃないですか、ベッキーの優しさって。
彼女はただ純粋にセーラのことを心配して、ときに自分を顧みずにセーラを助けるんですよね。
だから大人になった今、セーラがベッキーを最後自分の付き人にするのは何だかなーって思います。
対等な友人としてベッキーを迎えて欲しかったな。それだけのものを貰ったと思うんだけどな。
・菊池良生著「神聖ローマ帝国」
…タイトル通り、神聖ローマ帝国の成り立ちから崩壊までを綴った1冊。
世界史に関して教養がないので、前半は大分混乱しながら読んでいたのですけれど。
大国が成り立つまで、成り立ってからは維持するまで、そして崩壊するまでが分かりやすい!
神聖ローマ帝国と題されていますが、ドイツ・フランス・イタリア・スペイン等の歴史でもあり。
同時に教皇と王族、皇帝と諸侯、そして宗教と政治の対立と均衡も描かれています。
個人的にはローマカトリック教会がいかにして権威を獲得するかが興味深かったです。
最初は、言うこと聞かない諸侯の代わりだったんだなーとか。
あと「王の霊威」の話とか、「皇帝」という称号の重みと変遷とか。
三十年戦争の詳しい話にデンマーク・スウェーデンとドイツの関係も書かれていたりして。
歴史初心者の私には難しいところも多々ありましたが、とても面白い1冊でした。
同著者の本は「傭兵の二千年史」も気になっています。めっちゃ面白そう!
・長野まゆみ著「レモンタルト」
…久しぶりに長野作品を読みたくなり、某サイトでレビューが分かれていたのが気になり読みました。
姉の死後、義兄と1つ屋根の下で暮らす会社員の主人公。
彼はずっと前から密かに義兄に思いを寄せつつ、他の様々な男たちにちょっかいを出されます。
キャラクターとしては「白昼堂々」シリーズの凛一くんに近い感じです。
ただ氷川さんとこの義兄は、全然違うんですよね。義兄はとにかく怪しげで底が見えない!
同時に、会社で主人公をちょくちょく困らせるイケメン副社長・夜船さんも気になります。
いや、お前ら絶対一度ならず二度、三度そんなことになっているだろ?って感じです。
内容としては連作短編形式。毎回一人、新しいキャラクターが登場します。
個人的には営業の牧村さんの話が好きです。
主人公のことが好きなんだけど、つい辛く当たってしまうという因果で不器用な男でして。
あと長野作品はとりあえず主人公がマリアファックさせるのがお約束ですね。
私個人は凄く好きな1冊になりました。「左近の桜」とか好きな人は多分好きです。
…かの有名な児童文学「小公女」の新訳です。
実は私、子供の頃に初めて読んだときからこの物語が大好きでして!
色んなバージョンを読みましたが、いわゆる全て児童書ばかりだったんですね。
新潮が新しく出している児童書のちょっと大人向けにした新訳シリーズの1冊。
知られたストーリーではなく、作品発表後に舞台化された際の脚本を著者が改めて編纂したものです。
児童書の頃には最後まで書かれていなかった「魔法」の正体が最初から種明かしされています。
あとやっぱり特筆すべきはベッキーの描写が大分増えていることですね。
私、ベッキーって凄いなって思うんですよ。
子どもの頃はセーラカッコいい!って感じだったけど、大人になった今は彼女の方が尊いと思う。
何の見返りも求めず、セーラのように矜持や志のためでもないじゃないですか、ベッキーの優しさって。
彼女はただ純粋にセーラのことを心配して、ときに自分を顧みずにセーラを助けるんですよね。
だから大人になった今、セーラがベッキーを最後自分の付き人にするのは何だかなーって思います。
対等な友人としてベッキーを迎えて欲しかったな。それだけのものを貰ったと思うんだけどな。
・菊池良生著「神聖ローマ帝国」
…タイトル通り、神聖ローマ帝国の成り立ちから崩壊までを綴った1冊。
世界史に関して教養がないので、前半は大分混乱しながら読んでいたのですけれど。
大国が成り立つまで、成り立ってからは維持するまで、そして崩壊するまでが分かりやすい!
神聖ローマ帝国と題されていますが、ドイツ・フランス・イタリア・スペイン等の歴史でもあり。
同時に教皇と王族、皇帝と諸侯、そして宗教と政治の対立と均衡も描かれています。
個人的にはローマカトリック教会がいかにして権威を獲得するかが興味深かったです。
最初は、言うこと聞かない諸侯の代わりだったんだなーとか。
あと「王の霊威」の話とか、「皇帝」という称号の重みと変遷とか。
三十年戦争の詳しい話にデンマーク・スウェーデンとドイツの関係も書かれていたりして。
歴史初心者の私には難しいところも多々ありましたが、とても面白い1冊でした。
同著者の本は「傭兵の二千年史」も気になっています。めっちゃ面白そう!
・長野まゆみ著「レモンタルト」
…久しぶりに長野作品を読みたくなり、某サイトでレビューが分かれていたのが気になり読みました。
姉の死後、義兄と1つ屋根の下で暮らす会社員の主人公。
彼はずっと前から密かに義兄に思いを寄せつつ、他の様々な男たちにちょっかいを出されます。
キャラクターとしては「白昼堂々」シリーズの凛一くんに近い感じです。
ただ氷川さんとこの義兄は、全然違うんですよね。義兄はとにかく怪しげで底が見えない!
同時に、会社で主人公をちょくちょく困らせるイケメン副社長・夜船さんも気になります。
いや、お前ら絶対一度ならず二度、三度そんなことになっているだろ?って感じです。
内容としては連作短編形式。毎回一人、新しいキャラクターが登場します。
個人的には営業の牧村さんの話が好きです。
主人公のことが好きなんだけど、つい辛く当たってしまうという因果で不器用な男でして。
あと長野作品はとりあえず主人公がマリアファックさせるのがお約束ですね。
私個人は凄く好きな1冊になりました。「左近の桜」とか好きな人は多分好きです。
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プロフィール
HN:
座木春/クラキハル
性別:
女性
自己紹介:
納豆の国在住
ノーラスク、ノーライフ!ラスク愛です
のんびり素人小説書き
作品はBL、ホラーときどきSF
書きたいものを書き散らしています
高橋葉介作品とピアノの森が大好き
静かに暮らす田舎のネズミです
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