近況&最近読んだ本&観た映画の話
こんばんは。少し間が空きました。
早いものでもう五月になってしまったのですね。
会社が変則カレンダーなので私の連休は今日で終了、明日からまた出勤します。
連休中は家族で軽井沢へ行っていました。
祖父に伝手があって、三年に一度くらいの割合でこの時期は軽井沢で過ごします。
今年は祖父にゴルフを習いました。
(祖父は九十三歳ですが、いまだにクラブを振っているくらい元気な人です)
あと、少し足を延ばして上田にも。上田城はとても綺麗な場所でした。
次は桜か紅葉の時期に行ってみたいです。
追記にて最近読んだ本&映画の話など。
・映画「レヴェナント」
…レオナルド・ディカプリオのアカデミー賞で話題になった映画です。
ようやく観ることができました。
宣伝を見て、てっきり復讐劇の映画だとばかり思っていたのですけれど。
観た印象では復讐劇というより、サバイバル映画って感じでした。
個人的に、せっかく仲良くなった?ネイティブの男の人との末路が凹みました。
人間って本当に残酷だなあ…とちょっと思った。
でも、フィッツジェラルドの行動を悪だとは思わなかったな。善ではないけれど。
グラスもフィッツジェラルドも、大切なものの焦点がずれていただけで。
それが人間を簡単に争わせる。そういう話だったのかもしれない。
全編に渡り台詞がかなり少なく、音楽と自然の音響が音源のメイン。
「音のある静寂」が味わえる映画でした。
・「この闇と光」服部まゆみ著
…正に「どんでん返し」が起こるサイコミステリーです。
国王である父親と二人、敵国の兵士の監視下で密やかに暮らす美しい姫君・レイア。
彼女は盲目故に不自由な日々を送るものの、献身的で優しい父親の手で教育を受け、世界を知ってゆく。
しかし彼女が初潮を迎えた翌日、父は帰らず、世話係のダフネによって軟禁から解放される…という物語。
もう何を伏せてもネタバレになるので、とにかく読んで下さいとしか言えません。
本当に凄い。夢中で読みました。先がとにかく気になってしまいます。
最後、レイアはレイアに戻ったのか。それとも違う人生を歩んだのか。
個人的には再びレイアとして生きていて欲しいなあと思います。だとしたら凄く萌える!
・「愛しのニコール」凪良ゆう著
…大好きな凪良ゆう先生の新作。今回は閉鎖的な田舎で繰り広げられる青春ラブストーリーでした。
中学でゲイだと発覚し、苛められて自殺をしようと深夜、学校のプールに忍び込む主人公・ニコ。
そんな彼を偶然助けてくれた転校生・榮。
榮の言葉をきっかけにニコは自分を誤魔化しつつ、明るいオネエキャラ「ニコール」として転身。
けれどそのキャラクターのせいで幾ら好きだと伝えても榮に本気にしてもらえず…という物語。
高校生同士の、本当にどこかの田舎で起こっていそうな等身大のストーリーだなという印象。
でも、田舎特有のマイノリティに対する差別や無理解がとにかく切なく苦しいです。
「オネエなんだからゲイバーに就職するんだろ?」と、同級生に悪気なく言われたりとか。
あるいは祖父母に「病院に行けばよくなる」と励まされたりとか。
皆ニコのことが好きで、本当に悪気はないんだっていうのがハッキリ分かるところがまた辛い。
あと、このお話は攻めである榮に最初ニコ以外に好きな男の子がいて。
彼とのあれこれを榮に「ゲイ仲間だから」と信頼され、ジャンジャン相談されてしまうのも辛い。
好きだから、相手の幸せを一番に考える。でも人としてのエゴも意地悪な気持ちもある。
とにかくそんなニコのキャラクターが可愛くて、好感度天元突破です。
凪良作品は奇抜な設定なしに、細やかな日常と心情描写で萌えさせてくれるところが魅力だと思うのですが。
正にそんな「凪良テイスト」が120パーセント発揮された優しくてときめく物語でした。
早いものでもう五月になってしまったのですね。
会社が変則カレンダーなので私の連休は今日で終了、明日からまた出勤します。
連休中は家族で軽井沢へ行っていました。
祖父に伝手があって、三年に一度くらいの割合でこの時期は軽井沢で過ごします。
今年は祖父にゴルフを習いました。
(祖父は九十三歳ですが、いまだにクラブを振っているくらい元気な人です)
あと、少し足を延ばして上田にも。上田城はとても綺麗な場所でした。
次は桜か紅葉の時期に行ってみたいです。
追記にて最近読んだ本&映画の話など。
・映画「レヴェナント」
…レオナルド・ディカプリオのアカデミー賞で話題になった映画です。
ようやく観ることができました。
宣伝を見て、てっきり復讐劇の映画だとばかり思っていたのですけれど。
観た印象では復讐劇というより、サバイバル映画って感じでした。
個人的に、せっかく仲良くなった?ネイティブの男の人との末路が凹みました。
人間って本当に残酷だなあ…とちょっと思った。
でも、フィッツジェラルドの行動を悪だとは思わなかったな。善ではないけれど。
グラスもフィッツジェラルドも、大切なものの焦点がずれていただけで。
それが人間を簡単に争わせる。そういう話だったのかもしれない。
全編に渡り台詞がかなり少なく、音楽と自然の音響が音源のメイン。
「音のある静寂」が味わえる映画でした。
・「この闇と光」服部まゆみ著
…正に「どんでん返し」が起こるサイコミステリーです。
国王である父親と二人、敵国の兵士の監視下で密やかに暮らす美しい姫君・レイア。
彼女は盲目故に不自由な日々を送るものの、献身的で優しい父親の手で教育を受け、世界を知ってゆく。
しかし彼女が初潮を迎えた翌日、父は帰らず、世話係のダフネによって軟禁から解放される…という物語。
もう何を伏せてもネタバレになるので、とにかく読んで下さいとしか言えません。
本当に凄い。夢中で読みました。先がとにかく気になってしまいます。
最後、レイアはレイアに戻ったのか。それとも違う人生を歩んだのか。
個人的には再びレイアとして生きていて欲しいなあと思います。だとしたら凄く萌える!
・「愛しのニコール」凪良ゆう著
…大好きな凪良ゆう先生の新作。今回は閉鎖的な田舎で繰り広げられる青春ラブストーリーでした。
中学でゲイだと発覚し、苛められて自殺をしようと深夜、学校のプールに忍び込む主人公・ニコ。
そんな彼を偶然助けてくれた転校生・榮。
榮の言葉をきっかけにニコは自分を誤魔化しつつ、明るいオネエキャラ「ニコール」として転身。
けれどそのキャラクターのせいで幾ら好きだと伝えても榮に本気にしてもらえず…という物語。
高校生同士の、本当にどこかの田舎で起こっていそうな等身大のストーリーだなという印象。
でも、田舎特有のマイノリティに対する差別や無理解がとにかく切なく苦しいです。
「オネエなんだからゲイバーに就職するんだろ?」と、同級生に悪気なく言われたりとか。
あるいは祖父母に「病院に行けばよくなる」と励まされたりとか。
皆ニコのことが好きで、本当に悪気はないんだっていうのがハッキリ分かるところがまた辛い。
あと、このお話は攻めである榮に最初ニコ以外に好きな男の子がいて。
彼とのあれこれを榮に「ゲイ仲間だから」と信頼され、ジャンジャン相談されてしまうのも辛い。
好きだから、相手の幸せを一番に考える。でも人としてのエゴも意地悪な気持ちもある。
とにかくそんなニコのキャラクターが可愛くて、好感度天元突破です。
凪良作品は奇抜な設定なしに、細やかな日常と心情描写で萌えさせてくれるところが魅力だと思うのですが。
正にそんな「凪良テイスト」が120パーセント発揮された優しくてときめく物語でした。
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プロフィール
HN:
座木春/クラキハル
性別:
女性
自己紹介:
納豆の国在住
ノーラスク、ノーライフ!ラスク愛です
のんびり素人小説書き
作品はBL、ホラーときどきSF
書きたいものを書き散らしています
高橋葉介作品とピアノの森が大好き
静かに暮らす田舎のネズミです
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