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近況&最近読んだ本の話

こんばんは。また少し間が空きました。
最近はあまり面白い変化はありません。首までゲーム・オブ・スローンズにどっぷりな他は。
シーズン4まで見たのですが、あああ、もう、ティリオン!ティリオン!!!!!!!
ティリオン・ラニスターが本当にすごく良いキャラクターなんです。
娼婦シェイとのあれこれが、切なくて切なくて。
視聴者から見ても、ティリオンは本当に魅力的なカッコいい人なんですよ。
でもティリオンは、多分自分が愛されるに足る人間だと思っていないんだろうな。
本当に、すごく素敵な人なんだけどな。
あと女騎士ブライエニーとジェレミーもちょっと気になります。
ブライエニーもすごくカッコいいんです。女騎士の理想形って感じがする。
不器用で、お姫様系の顔じゃないけど美しいっていいなあ。
シーズン5も楽しみです。どうなっちゃうんだろう。汗

最近は、原稿ではないけれど黙々と新作を書いています。
おかげさまで私にしては良いペースで書いています。
ただ「地を這う~」の二の舞にはしたくないので、書き溜めてから載せようかなと。
一応三部作なので、第一部を完走したら載せようと思います

ちょっと前まで色々と一人ぼっち迷走状態だったのですけれど。
最近はハイというか躁な時期のようで、めっちゃ好きなように書き殴っています。
いや、人気作家さんや上手な人を見ると本気で「私いらない子だな」って思うんですけど。
そして反応がなくても書いて世に出して「読んで!」といえる強さはないんですけど。
この間、USBから「地を這う~」の第三話以降が出て来て、何とはなしに読んでみて。
そうしたら「あれ、結構面白いじゃん」と思ったりもして。
結局誰にも見せてないけど保存している話も沢山あったりもして。
(蟹BL、深夜の漢方薬局BL、薔薇の植木鉢を愛でるサイコBL等)
見せる見せないに関わらず、やっぱり書くことは好きなんだなと思ったり!NE!

追記にて最近読んだ本の感想など。
・小松左京著「霧が晴れた時」
…SFホラー短編集。ちょっとくせはあるけど分かり易くて面白いです。
個人的に好きなだったのは「影が重なる時」と「逃る」と、あと「召集令状」も好きです。
「くだんのはは」もゾクッとしました。
ホラーといっても割と並行世界や異次元系のお話が多いです。
あと、「禁断(タブ)」も面白かったです。これは呪いと食人のお話。
文章が精緻で分かり易く、狂ったおかしな世界なのにすんなりと入りこんでいけます。
調べてびっくりしたけれど、この人「宇宙人の宿題」の作者さんだったなんて!
国語の教科書で読んだけれど、未だに印象深いお話です。長編も読んでみたいです。

・江國香織著「ちょうちんそで」
…架空の妹と暮らす中年女性・雛子と、その周りの世界の人々の日々を描いたヒューマンドラマ。
実は一度前に読み始めて、挫折して再チャレンジした一冊。
本はタイミングによって読めないものと読めるものがあるんだと実感しました。何度目かの。
小人の話がでてきたとき、妹の飴子はもしかしてあの人?ってなると面白さ増し増しです。
ただ、個人的にちょっと尻切れトンボというか、えっここで終わり???感はありました。
ああいうのが余韻というやつなのかな。文学には造詣がないので分からぬ!

・櫛木理宇著「寄居虫女(ヤドカリオンナ)」
…「FEED」から調べて読みたくなって読みました。さすが櫛木バイオレンス小説!
過酷な展開と、人間としての優しさや救いが織りなす切ない物語です。
三姉妹の真ん中で、幼い頃から母に疎まれていると感じている主人公・美海。
末の弟を亡くし、母親が日に日に壊れてゆく中、家に死んだ弟と同じ名前の放置子が迷い込んでくる。
それを機にその子の母親と名乗る女、女の弟と名乗る男が家に入り込んできて――という話。
おそらく「北九州一家惨殺事件」をモチーフにしているのではないかと思います。
とかくハラハラするんですが、最後の最後で女の正体が分かったときが…切ないです。
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