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アンソロに参加します&最近の出来事

お久しぶりです。でもないのかな?
年末になってようやく「マメにブログを書く」が実現しつつあります。
駆け込みでの目標達成です。嘘、この頻度では全然マメではありませんね。汗
精進します、来年から!

先日、お友達と一緒に東京へ遊びに行ってきました。
Innocent Grayの画展「花葬」と、創作写真展「7th World Apartment」を見てきました。
イノグレはすっごくすっごく素敵で、もう時間があっという間でした。
会場に展示されていた絵は買うことも出来たので清水の舞台から飛び降りてきました。
四月には私の部屋に怜人さんがくるぜ、グフフ…グフフ…!

そういえば、入口で別なイベントの券を配っていたお姉さんには悪いことをしました。
あの「あっ私たち違います」という時の気まずさときたら!!!
私一人なら「コイツはエロゲ目的だな!」と分かったであろうに…友達の美しさは罪!!!
あと、ずっと食べたかった牛カツ食べました。めっちゃ美味しかったです。あれは美味い。

幾つかお知らせがあります。
まず、春のお庭で発行されるアンソロジー「春と衝動」に寄稿することになりました。
美少年と性の目覚めをテーマにした文あり漫画ありイラストありの一冊です。
主催のまゆみ亜紀様を始め、素敵な作家さん達が沢山で。
今からちょっとドキドキしています。
美少年はあまり普段書かない題材なのですが、だからこそチャレンジしてみたくて。
一生懸命書くつもりなので、是非お手に取ってただけたら嬉しいです。

アンソロに関する告知ページはこちら↓
美少年×性のめざめアンソロジー「春と衝動」

あと、思う所があって持っていたTwitterアカウントを2つ、削除しました。
あそこで沢山素敵な人と知り合いました。憧れの作家さんともお話できました。
でも凄く辛いこともあったし、嫌な思いも沢山しました。
何より辛かったのがそれを大半の場合、ごく親しい人にしか言えなかったこと。
私は小説を書き始めて最初の1年はツイッター、やってなかったので。
告知用は別にして、本当にあそこが必要なのか、じっくり考えてみたくなって。
物理的になくすことにしました。まあこの辺の詳細は追記にて。
多分私がこれから打ち明けることは、いらぬ波風を立てると思います。
でも言葉にしないといけない気がするし、分かる人に思いきり頷いて欲しい。
そういう気持ちで、かなり覚悟を決めて書かせていただきます。
長い話です。楽しくもないです。でも嘘偽りのない、今の私の素直な思いを綴ります。


少し前から主にTwitterが原因でモチベーションを保つことが難しくなっていました。
以前はそうでもなかったけれど、それは多分自分がオンラインしかやっていなかったから。
そして周りもそうだったからだと思います。

去年の今頃、私は創作で初めての個人誌を作りました。
それは無料配布でしたが、ある明確な目的を持って制作したものです。
オフライン活動を考えていた私は、私の商品のサンプルとしてその本を作りました。
憧れの絵師さんに表紙をお願いし、一冊丸々6万字近くを書き下ろしました。
そうやって一生懸命作った本です。
頑張った甲斐あって、沢山反応をいただけました。
それが凄く嬉しかった。本当に本当に嬉しかったのです。

その後、また夏に本を作りました。
トラブルは色々とあったけれど、無事に完成して、イベントにも出られました。
この時も、かなり頑張って1冊分書き下ろしました。
本は完売して、1冊目ほどじゃなかったけど感想も貰えました。
でも、多分この辺りからだったと思います。モヤモヤとし始めてしまったのは。

結論を言うと、私がきっかけではないでしょうが周りの人たちが次々本を作り始めて。
それは良いのです。全然。むしろ私も大歓迎でした。
でも、途中からどんどんそれが辛くなっていってしまいました。

自分は、何ヶ月もかけて原稿を書き下ろして、色々手配して本を作って。
でもそうやって作った物よりもフォロワーさん達がウェブ再録で制作された本の方が絶賛されていて。
印刷所を通していなくても、書き下ろしでなくても、あっちでもこっちでも大絶賛。
そういうやりとりをTLで見ていて物凄く悲しくて、悔しくて。
何より、そういうことを感じる自分の醜さや不甲斐なさが物凄く嫌でした。

筆力の違いもあるでしょう。作品の質が劣ると言われたらそれまでです。
自分が人気も実力もない書き手だということは分かっています。
頑張ったからその分評価されるなんて、そう世の中甘くないことも分かっています。
でも、やっぱり悲しい。
そうやって絶賛している人たちの中には、私の本を買ってくれた人たちもいました。
コンビニのコピーで作った数pの無配本にも私の本は劣るのか。
そう思ったら私の中で何か物凄く大切なものがポキリと折れてしまいました。

そうして誰にも言えずにいたとき、秋庭があって。
今度は「エアスペース」というものがTLに出現しました。
当日イベントの卓上のように飾り付けた写真を皆がアップするというものでした。
それも沢山ファボされ、RTされ、賞賛されていました。
私は欠席だったので何とも思いませんでした。
でも、当日イベントに参加していた友人が、それを見て悲しかったとぼやくのを聞きました。
「こっちは会場にいて、設営をして載せても反応がないのにああいうの見ると悲しい」と。
それを聞いて、私は「ああ、私の悲しさも同じだな」と感じました。

根っこの部分には、醜い嫉妬心があるのだと思います。
それを開き直るつもりもありません。私たちに構ってくれよと言うつもりもありません。
ただ、SNSってそういう場所なんだということを自覚しないといけなくて。
今の私には、それがまだ完ぺきには出来ない。
だから、Twitterのアカウントを消しました。

断っておくと、別にそういう人たちが嫌いだとかそういう訳ではありません。
作品もお人柄も含め、尊敬する部分・大好きな部分、沢山あります。
でも、そういった本に関してのご本人達を取り巻く反応が私にはとても辛い。悲しい。

そしてもう1個。
前から、自分に反応をくれる人たちの中には「義理」がかなりあるのかなって思っていて。
試しに自分から絡んだり、タグや作品に関する反応を控えてみました。
すると、面白い様に周りから人が引いていったんですね。いや、本当にビックリした。苦笑
あー自分の本や作品に対する反応は、大半私が自分で相手から引き出していたのか。
努力して人を繋ぎ止めておかないと、作品に反応が貰えない。何ということでしょう。笑

それでも、以前の私だったら「好かれる努力!」とか言って続けていたと思います。
でもね、それって人間に対しての話で、作品に対しては駄目でしょって気付いた。
作品の内容以外、しかも書き手が一生懸命相手から反応をもらうための努力をするって。
いやー違うでしょっていう。そんな風にして褒め言葉引き出して、嬉しいの?って。
自問自答していて、悩んで悩んで、今の所まだ結論は「ノー」のままです。

私は、私が作品を書くこと以上に何も返せなくても、読んでくれる人のために書きたい。
だから、とりあえずTwitter辞めました。そういう話です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

きっとこれで誰かに嫌われたら、また後悔をするのかもしれないけれど。
たまには自分の正直な気持ちを書いても、許してくれる人はいると思うので。
(これで一人ぼっちになったら本当に笑えないけど笑えるぞ!)
一生分の勇気を振り絞って書いてみました。本当に読んでくれてありがとうございます。

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無題

わかる事とわからない事があるよ。でも今は、うまく言葉に出来ないな。
またあらためてお話ししに来るよ。
とりあえず、記事を読ませてもらった報告と、待ってるよって事だけ伝えておくね。
  • 森本ユタカ
  • 2015/12/09(Wed)00:13:25
  • 編集

無題

春さんの意志を尊重します。今回肩の荷を下ろした事で、健やかな気持ちで創作に臨めますように。
  • ことせき
  • 2015/12/09(Wed)15:07:11
  • 編集

無題

分かるところ、たくさんあります……。わたしも何かと余裕がなくてしんどい時には、Twitterアプリをパソコンからもスマホからも消して引きこもったりします。その理由が、春さんのものと少し似ているなぁと記事を読んで思いました。

書きたいけど、タイムラインで繰り広げられる会話に苛立ったりして創作が捗らなかったりすると、わたしは何をやってるんだろうと悲しくなりました。あの場所でいろんな人から力をもらえることも多いけど、醜い感情もたくさん湧いてくる……ほどほどの付き合い方を見極めないとなぁと思いつつ、相変わらず離れることもできないって感じです。

一旦物理的な距離を置くっていうのはすごく賢明だなと思いました。勇気も要ったんじゃないかなと。ひとまずは、ゆっくりしてください。そして春さんの創作活動が穏やかに捗りますように……。
(そして「地を這う……」の続き……いつまでも待ってますよ……)
  • あんたま
  • 2015/12/10(Thu)00:14:44
  • 編集

無題

スカイプがどうしても反応してくれないのでコメントしにきました。
春りんのこと、わかる部分と全くわからない部分がある。
良ければ話をしよう。
わたしはそれを聞いても良いんじゃないかと思うのだよね。

嫌だったらスルーして。コメント消してくれても良いし。
楽しく創作できることが一番だと思うよ。
お互い、楽しみながらやっていけたら良いね。
  • 丸重すまる
  • 2015/12/10(Thu)19:05:53
  • 編集

お返事 for 森本ユタカ様

ユタさんコメントありがとう。そしてメールも!
色々勇気を貰えました。大事なこと取り戻せた気がします。
このコメントの、待ってるよが凄く嬉しかったです。
本当にありがとう。
  • 2015/12/16(Wed)00:31:40
  • 編集

お返事 for ことせき様

ことせきさん、コメントありがとうございました。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
肩の荷、というか自分が勝手に苦しんでいただけなのですよね。
そういう自分の面倒臭さにほとほと嫌気がさしてしまいます。
こういうことをしたからには書くことを頑張るつもりです。
これから、今まで以上に細々やっていきます。
時々、どこかでニアミスしたらお話してやって下さいまし。
  • 2015/12/16(Wed)00:35:44
  • 編集

お返事 for 餡玉様

餡玉さん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。汗

そうなんですよね。
私も餡玉さんが書いて下さったような感覚、凄く凄くよく分かります。
書きたいけど、そういう気持ちが削られてしまって…楽しいこともあるんですけどね。
でも、それ以上に苛立ったりモヤモヤしたり、自分の嫌なとこに気付いてしまって。
尊敬する人や好きな作家さんともお話できるのは素晴らしいんですけどね。
ただその一方で、作者と名もなき読者の関係だったら感じなくていいことも感じてしまって。
凄く苦しかったです、最後の方。今、寂しいけど気持ちが落ち着いています。

正直勇気はいりました。
でもやめてみると寂しいけど不便ではないし、必須ではなかったんだと思っています。
短い間だったけれど、餡玉さんとあそこで出会って、お話できて嬉しかったです。
餡玉さんも、どうぞご自愛くださいね。本当にありがとうございました。
  • 2015/12/16(Wed)00:45:22
  • 編集

お返事 for 九重すまる様

すまさん、返事が遅くなってゴメンね。そして今さらだけどコメントありがとう。
スカイプとかメールで話したけど、ああいうことですっていう。
聞いてくれて、正直嬉しかった。
「面倒くせえな、バイバイ」って片付けずに、正面から話そうって言ってくれたことも。
私が逆の立場だったら、できないかもしれない。怖いし、嫌なこと言われるかもしれないもん。
すまさんのそういう誠実さを尊敬します。尊いことだと思います。
話せて良かった。きっかけをくれてありがとう。
  • 2015/12/16(Wed)00:48:59
  • 編集