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ちょびっと京都の話&最近考えていること

お久しぶりです。生きています。
しばらくPCがインターネットに繋がらない&仕事で右往左往していました。
最近は小さな日常の不便を解消するべく、ちょっとずつ動いています。
先日はようやっと形成外科に行って一年以上不調だった利き手を見てもらいました。
案の定というか、腱鞘炎でした。チーン。
ただ軽度&月に1回の注射で握力も無事に戻るみたいです。
手に力が入らなくて絵が描けない&書き文字の乱れに困っていたので一安心です。

ツイッターでは少し呟いていたのですが、先月末に京都へ旅行に行ってきました。
仲のよい友人と二人、二泊三日の気ままな旅です。
この旅行に関しては旅行記を書きたいなーなんて淡く考えていたのですが。
まだちょっと書けていません。とりあえず日程はこんな感じでした。

・1日目:清水寺、八坂神社、四条河原町&祇園
・2日目:宇治川を十石舟で川下り、寺田屋、伏見稲荷、鴨川周辺散策
・3日目:安井金比羅宮、長楽館

何といっても思い出に残っているのが伏見稲荷です。
2時間半くらいかけて山頂まで登拝してきました!
すっごい大変だったけど、良い思い出です。友達と励まし合いながら登りました。
伏見稲荷、下の方は観光客も多いし撮影しているインスタグラマーも多くて賑やかなんですけど、上へ行けば行くほど静かで、人も少なくて、あと異界感があります。めっちゃ山の神さまの気配を感じる。登拝して下山したとき、すごい「ああ、人間の世界だな」って感じました。
あと、伏見稲荷の千本鳥居は人生のやりたいことリスト100で行きたい場所にカウントしていたので、直に見られて本当に良かった。お社の人のお話では現在1万騎くらいあるそうな(!)

他にも色々と思い出深い旅ではあったので、じっくり旅行記を書きたいです。書けるかな。汗



そういえば先日、2017年になってからの読書記録が100冊を達成しました。
去年100冊で、今年は150冊くらい読めれば良いなあと思っていたのですが、楽々達成できるような気がしてきました。油断は禁物なんですけどね。汗
最近のマイブームはガルシア・マルケスとアリス・マンローです。あと初めてきちんとデグジュペリを読みました。「夜間飛行」と「人間の大地」の2冊。「人間の大地」は特に感動しました。
もっと若い頃に出会いたかったなと思う反面、色々あった今だからこそ、今の自分だからこそ、感じるものなのかもしれないなとも思ったりして、卵が先か、鶏が先か、みたいな状態です。



創作活動に関しては、あまり特筆すべきことがありません。
淡々と、一人で書いています。先日は「海から出た魚」という短編を書きました。
ただ、最近少しナーバスになっているのか、作品を人目にさらすことが怖いなと感じるようになってしまいました。それに反比例して、一人で書く作業がすごくすごく楽しくなっています。

今年の初めから色々なことがあって、怒ったり、憎んだり、悲しんだりしていた訳なんですが。
その波が引いて、日が射して、初めて海岸に打ち上げられたものや嵐で削られた岸辺が露わになってきたような状態なのかな、と思っていたり。
感情の渦中にいたときは気がつかなかったけれど、自覚していたよりもずっと心に爪痕を残していたんだなーというか、まだ他人事みたいに思えていたことがようやく自分のものになったとでもいうのか・・・この辺、ちょっと説明が難しいんですけどね。汗

ただ、そうなってみてようやく大丈夫になってきたことも沢山あって。
たとえば三月の庭の本、読みたくて通販したりしても、いざ目の前にすると色々我が身に起きたことを思い出して、素敵な本であればあるほど読むのが辛くて読めなかったりしたんですけれど。
最近、そういう本をザクザク読み始めています。感想もちょっとずつ送り始めていたり。
テキレボで買った本はわだかまりなく読めていたので、やっぱ庭の本だったっていうのがネックだったんだろうなーと。我ながらかっこ悪いし、情けない話なんですけどね。

あと、庭の本のために書いておいた作品も、ずっと封印フォルダにぶち込んで見ないふりしていたんですが、これも最近ようやく開いて見られるようになりました。
当時は本当、全部「こんな無下な扱いされるからには私の書くものなんて全部クソなんだろう」とヤケクソになっていたんですけど、今読むとまあ・・・別に普通でした。クソじゃなかった。
でも、その反面まだまだだなって思うところだらけで凹んでもいます。頑張ります。

色々と細かいことを考えると苦しいばっかりになっちゃうんですけど。
ただ、一人で好き勝手書いているときは本当に楽しくて、書くという行為に関してのみ、自分は日々純化されつつあるのかもしれないなと思っています。
また本も作りたいけれど、誰かと関わるのはまだちょっとなーって思ったり。
小説を書き始めた頃、一人ずっと応援してくれた読み手さんがいて。
でも、いつの間にかその人はいなくなってしまって、それがずっと悲しかったんですけれど。
(その人が励ましてくれなかったら嫌がらせとか寂しさに負けて投稿は止めていたと思う)
何だろう、小説って誰かに楽しませてもらう手段じゃなくて、誰かを楽しませるもので。
私の作品にそういうものが消えていって、私という作者のエゴや承認欲求が先に出て行ってしまって、それでその人はいなくなってしまったんじゃないか、とか。今はそんな風に思います。
需要とか流行とか売れ線とか、そういうのはきっと、その要素が大好きな人の書くものには絶対叶わないと思うから(私が下心で乗っかったって所詮付け焼き刃&見え透いていると思う)。
自分の考える面白いものを、魅力的に書いて伝えられるよう、腕を磨いてゆけたらいいなと思いながら毎日書いてます。以上!
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