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個展「窓からの眺め」に行ってきました

こんばんは。少し間が空きました。
最近、私生活も仕事も修羅場続きで半分くらい魂が死んでいます。
でも最近読んだPHP文庫(私は風呂で読む)にとても良い言葉が載っていて。
「良いことが起こる前には酷いことが起こる」的なそんな感じで。
今きっと辛いのは、このあと良いことが起こるっていう神さまの天秤の上にいるからかなとか。
そんな風に思うようにしています。今までもそうだったしね。プラマイゼロ。

最近特筆すべきことが1つ。
先週末、美瑛在住の女流画家・鈴木美絵さんの個展「窓からの眺め」に行ってきました。
鈴木美絵さんのことは、雪舟えま先生のツイッターがきっかけで知りまして。
以来2年近くひっそりと追いかけていた画家さんです。
とても美しい、心洗われるような静謐な作品が多くて、特に私はこの方の「白」が大好き。
昨年かな?ボーナスで大好きな作品「原風景」の原画を購入しました。

そして今年、ついに個展に行くことができました!
初めて降りる駅、初めて行く場所、しかもぼっちだったのでハラハラしたのですけれど。
無事にギャラリーに着いて作品を目にしたときはもう、感動しかなかったです。
私が訪れたときは三人くらい先客がいて、鈴木さん本人もその方たちとお話していて。
私はというと前から見たかった貝柄絵の現物と、ネットで販売していたときに購入を迷っていた桜の花の原画を鑑賞しながらうっとりしていました。
本当は貝柄絵を購入したかったんですが、これ欲しい!と思うものは全部売約済み。
個展二日目にして、会場内の半分以上は売約札が付いてました。

でも、そんな中で大作「100年の庭」はまだ売約されておらず!
実はこの作品、鈴木さんがツイッターで制作過程&完成写真を載せたときからずっとずっと「素敵!!!!!!!」と感動していた作品でした。
途中、鈴木さんとお話したり、持参したプリザーブドフラワー&お菓子をお渡ししたりはしていたのですが、それ以外のギャラリーにいた時間の半分くらいはこの絵を眺めていたような気がします。
写真で見たときも素晴らしかったけれど、実物は写真の10000倍くらい魅入られるものがありました。
もう、ほんっとうに美しくて、素晴らしくて。
どうしてもどうしても欲しくて、欲しくて、毎日見たい欲が止められなくて。
虎の子として持参したお金を全部はたいて売約してきました(ドーン)

以前、ある作品展に行ったとき所持金が2000円足りなくて、入れ替え制だったこともあり涙を呑んで購入を諦めた経験があって。
今回はそんなことあっては大変!と自分が今使えるお金の上限最大値を持って行ったのです(といってもそんなに大金ではないけど、私には大金)
でもね、それ全部使ってもその価値はあまりあるほどの作品だと思います。
つか、その3倍の値段でも売約した。そのくらい、心をがっちり掴まれてしまったのです。
昨日ギャラリーから絵が届いたので、早速部屋に飾っています。
もう本当、昨日から暇さえあれば眺めてます。見るたびに心が満たされてゆきます。
買って良かったなって本当に思う。きっと買わなかったら来世まで後悔していたかもしれない。

余談だけどいつもはちょっとお金を使うと「貯金しなさい」と母に小言を言われるのですが。
今回は、受け取りの関係でどうしても打ち明けないといけなくて。
写真を見せながら「買ったの」と言ったら、「うわー!!!!!素敵な絵ね!」と大興奮。
「高かったの?」と聞かれて値段を白状しても、「買えて良かったわねえ」としか言われず。
美しいものって、やっぱりそれだけで説得力というか、有無を言わせぬ何かがあるんだなと。
そんな風に思いました。
なお、昨日絵が届くと母は私の部屋を何度も覗き(正確には絵を覗いている)、そのたびに「本当に素敵な絵ねえ」と感激してくれるので、私も何だか誇らしくて、いっそ玄関とか居間に飾ってもっと色んな人に見せびらかしたい気持ちでいっぱいになっているのは内緒です。
私の部屋だけで独り占めしたいのと、もっと色んな人とこの気持ちを共有したいジレンマ。
人間って我が儘ですね。苦笑

部屋に飾っている様子


あと、会場で出会った鈴木美絵さんなのですが。
もうご本人がすっごい綺麗な方で、華奢で小柄なのにすごくオーラのある方でした。
特にその双眸が印象的だった。キラキラ輝いているんだけど、とても静謐な感じ。
きっと、北の海で鯨に見つめられたら同じ気持ちになる気がする。
雪の妖精の器に氷海の鯨の魂を入れて、ひとしずくの光と花の香りを振りかけたような人。
それが鈴木美絵さんに対する私の印象です。
帰り際に握手をしていただいたのですが、手は小さくて、冷たくて。
この手があの絵を描いているんだと思ったら、しんとした気持ちになりました。

本当に素晴らしい時間でした。また次に東京で個展があったら是非行きたいです。
「100年の庭」も「原風景」も私の宝物として大切にしてゆこうと思います。
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