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宝くじのこと&最近読んだ本の話

こんばんは。
今日はサマージャンボ宝くじの発表日でしたねー!今年は初めて10枚も買ってしまいました。
結果はジャンボもミニも300円ずつという結果に。
でもバラで買ってこの成績だから、中々良いのではないかなって思っていますムフフ。
宝くじ、当たったら勿論すごく嬉しいんですけれど。
「もし当たったらああしたいな」っていうのを考えるのがとても好きだったりします。
年末も買おう。生きているうちに1万円くらい当たって欲しいぞ!

原稿はボチボチ終わりそうです。
明日から夏季休暇なので、その間に大まかなレイアウトと手直しを終わらせたいなと思っています。
最近、本ばっかり読んでいてあんまり小説を書いていなくて。汗
でもずーっと本を読んでいると、頭が飽和状態なのかフワッとしてくるんですよね。
読んでいても、あんまり手ごたえがない感じ。
そうなったときに小説を書くと、猛然と色々進む気がします。
私のやる気スイッチは読書にあるのかもしれません。だったら大義名分で本を読めるぞ!

追記にて、最近読んだ本の話など。
・長野まゆみ著「白い羊」
…「レモンタルト」に引き続き、評価が分かれていたので興味を持って読みました。
田舎から東京の大学に進学する主人公。彼は紆余曲折の末にある学生寮に入るのですが。
借りた部屋には実はもう一人、それをシェアする謎の先輩がいる、というお話。
まさにロマンス、まさにラブストーリー、まさに青春!そんな物語でした。
物語が進むにつれ、謎の先輩・百合子(名字・♂)の魅力がね!うあああああってなります。
あーこんなところに住めたらいいのに!
百合子を仲間が「ロマンチストな野蛮人」と称するところがあるのですけれど。
この言葉が本当に似合う素敵なキャラクターなんです。
とにかく、ハッとするような台詞と身もだえするようなロマンティックなシーンにあふれた1冊。
読んで損なし!かなり好きな1冊になりました。

・櫛木理宇著「チェインドッグ」
…バイオレンス小説のエース、櫛木さんの初期作品です。
かつては秀才だったのに今は落ちぶれ、Fラン大学でくすぶっている主人公。
そんな彼の元に、ある連続猟奇殺人事件の犯人から手紙が届く。
その手紙には「最後の1件は冤罪だ。それを晴らしてくれないか」と書かれていて…というストーリー。
何だろう、サスペンスなんだけど、ヒューマンドラマといいますか。
「自分は本当はもっとやれるんだ、凄い人間なんだ」っていう承認欲求の物語だと思います。
主人公は「俺は本当はここにいる人間じゃない」という気持ちがあり、そのせいで周囲に馴染めなくて。
まともに話ができる相手、正直に話せる相手がその殺人犯だけなんですね。
で、彼と親交を深めるにつれ、「社交的な好青年」だった犯人とどんどん同化していくのです。
二度、騙される二段オチに、最後一滴の毒を落とすような〆が印象的。
物語のその後を考えるとすごく怖くなる、そんな1冊です。面白かった!

・嶽本野ばら著「通り魔」
…著者の作品「エミリー」や「ハピネス」が好きなので、久々に読みたくなり読みました。が!
う、うおおおおおおお何だこれえええええ!こんなん書いてるのかああああ!な1冊です。
コミュニケーション障害を抱え、人と上手く話せない主人公。
彼の悲惨すぎる人生を追いかけた絶望と焦燥の物語でした。とにかく読んでいると辛い!!!
真面目に頑張っても報われず、善意や信頼を裏切られ続けた主人公は、最後には通り魔になります。
しかも1ミリもそれを後悔しない。「同じ場面に立ったらまたやる」とまで言い切る。
でもストーリー読むとね、もう誰でも良いから助けてやってくれ!ってなるくらい酷くて。
実際、こういう人がいるんだろうな…通り魔にはならないけど、頑張っても報われない人。
一生懸命やる、地道な努力を続ける、そういう人に幸せになるチャンスを与えて欲しい。
そんな切実な気持ちになる物語。多分再読はしないけど、忘れられない作品になると思います。

・桐生操著「きれいなお城の残酷な話 ベスト版」
…「本当は怖いグリム童話」シリーズの著者の本です。偶然見かけて懐かしくなって読みました。
取り上げられている人物はブランヴィリエ公爵夫人、カトリーヌ・ド・メディチ、イヴァン雷帝など。
別な著作で読んだ人物の物語も多かったのですが、著者が変わるとまた別の視点が出てきますね。
そういう比較しながら読む、という読書の楽しみ方に遅ればせながら最近目覚めまして。
今回、そういった点でも楽しみながら読めました。
個人的に好きなのはブランヴィリエ公爵夫人と、二人の王妃・フレデゴンドとブリュヌオーの物語。
私は清々しい悪女や戦う女王といった話が大好きなのだと思います。
(映画「マリー・アントワネットの首飾り」のジャンヌ・バロワも凄く好き)
個人的にはこれを読んで、ルイ14世時代のフランスにちょっと興味が出てきました。
そういう本で面白いのがあったら読んでみたいです。

・イサク・ディーネセン著「バベットの晩餐会」
…デンマークの小説家・ディーネセンの作品。
ノルウェーの小さな町で慎ましく暮らす二人の姉妹と、彼女たちの料理人・バベットの物語。
私、これは同じ邦題の映画が大好きなのですが、原作があるというのは知らなくて。
最近ようやく文庫化されたので良い機会だと思い読みました。
映画よりも姉妹たちのバベットに対する複雑な思いが細やかに書かれています。
でも優しい。優しくて、読んだ後に澄んだ冬の星空の下に立っているような気持ちになる。
原作版バベットはそんな物語でした。
同時収録の「エーレンガント」も個人的にはすごく好きなお話です。幸福なドタバタ。
例えていうなら宮廷版「真夏の世の夢」って感じです。
ある王子と姫の結婚に関するドタバタを、芸術家と騎士の娘・エーレンガントが解決するのですが。
実に絶妙なうっとり感とハラハラ感を味わった上で大団円に持っていかれます。
あと、とにかく文章が美しい。詩を繋げて物語を紡いだような1冊。
「冬物語」や「アフリカの日々」も読みたくなりました。というか、読みます!

・岩井志麻子著「現代百物語~悪夢~」
…ホラー界の裏番長・岩井志麻子の実話系怪談物語。
100話語ると怪奇に襲われる、とのことで本自体には99の掌編が載っています。
ホラーで幽霊の話のはずなのに、これを読むと思いました。生きている人間が一番怖い!
個人的には犬の写真のブログを書いていた二人の話とか。
あと息子さんの映画館の夢の話とか大分ゾクゾクしました。社長夫人とトリマーさんの話も。
結局、幽霊も人間なんだよね、元々は。
生きている人間の業が、死者を怪物にするのかもしれない。
そして死者ならともかく、生きているのに悪霊みたいな存在になっちゃう人もいる。
そういうもの全部ひっくるめての「悪夢」でした。

しばらく小説ウィークだったので、もう何冊か小説を読んだら次はルポを沢山読みたいです。
(まだ終わらない小説ウィーク!)
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