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近況&最近読んだ本の話

こんばんは。
ようやくパソコンをネットにつなぎました。
ブログの記事がいくつか、ちょっと変な表示になっていたのも直しました。
あとは画像処理ソフトを買ってきて入れれば完了です。
さすがに前のフォトショEはね・・・次はクリスタ辺りを買おうかな。検討中です。

イベ後の燃え尽き症候群もようやく峠を越しまして、最近は静かに小説を書いています。
ちょっと使ってみたい印刷屋さんがあって、三月に無配を作れたらいいなーとか。
そんな気持ちで短編と、あとウェブ用の長編を書いています。
短編はソフトSF?でウェブ用は初めてのハイファンタジーになります。勿論BLです。
ウェブ用は三部構成なので一部が完成したら載せます。年内に載せられるといいな。
あとは、本ばかり読んでいる毎日です。

追記にて、最近読んだ本の感想など。
・菊池良生著「傭兵の二千年史」
・・・「神聖ローマ帝国」を読んで以来、気になっていた傭兵に関する一冊。
傭兵って映画や漫画のイメージしかなかったのですが、この本で大分イメージが変わりました。
傭兵の起こりから、有名なスイス傭兵やドイツのランツクネヒトの話題もありますが。
個人的に興味深かったのが、傭兵と国家正規軍の比較!
短期間で強い軍隊を作り上げたプロイセンおよびスウェーデン軍の成り立ちが興味深かったです。
ファンタジーで新興軍事国家を書きたくて、参考として読んだところもあったのですが。
私のように知識の乏しい人間でも実に楽しく読めました。
個人的には前述の「神聖ローマ帝国」との併読をおすすめします。

・シュテファン・ツヴァイク著「マリー・アントワネット」上下巻
・・・上下巻、というボリュームを感じさせない、実に面白くあっという間に読めた一冊。
悲劇の王妃の、文字通り揺り籠から墓場までを描いています。
まず訳が大変読みやすい!訳者を見て納得、中野京子さんでした。
この方の歴史小説は本当に面白いんだけど、訳も凄いです。
内容としては、上巻でベルサイユ追放まで。つまり下巻は丸々革命の話なのです。
マリー・アントワネット関係はつい、華やかな王宮生活がクローズアップされがちで。
割とヴァレンヌ逃亡以降の彼女の話は駆け足で断頭台までいってしまうものも多いですが。
この本では、虜囚となってからの彼女の生活こそ、細やかに書かれていて。
また違ったマリー・アントワネット像を思い描ける一冊です。面白かった!

・井上浩一著「ビザンツ皇妃列伝~憧れの都に咲いた花~」
・・・「コンスタンティノープルの陥落」で、ビザンチン帝国に大分興味を持ちまして。
ビザンツ関係で名著と名高いこの一冊を読みました。
これは帝国初期から黄金期、滅亡にいたるまでの一千年で活躍した皇妃に焦点を当てているのですが。
女性達の人生を語りながら、時代時代のビザンツ帝国の文化や政治、思想にも触れられます。
個人的に面白かったのは、闘技場の熊使いの娘から皇妃になったテオドラ。
そして息子を暗殺して玉座に座ったビザンツ初めての女帝、エイレーネーでした。
内容も、人物に焦点を当てて書かれているため予備知識がなくても分かりやすいです。
凄く面白い一冊でした。読んで損なし!

・井上浩一著「生き残った帝国ビザンチン」
・・上記と共に国内のビザンツ関係の本で名著とされる一冊です。
こちらは、ビザンツ帝国が決して政治的に安全ではない立地にありながら、何故千年も続いたのか。
その、いわゆる国家的処世術とそれを成した皇帝や諸侯達に関して書かれています。
外交手腕と貿易、戦争、あらゆる方法で帝国は何度となく死地を脱してゆきます。
いかにして国は栄え、またいかにして滅びへ向けてほころんでゆくのか。
それがとても分かりやすく書かれています。
個人的には「コンスタンティノープルの陥落」「ビザンツ皇妃列伝」との併読を勧めます。

・森博嗣著「つぼやきのテリーヌ」
・・・森エッセイ三冊目です。残すところあと一冊です。
毎度ながら、この人本当に凄いんだなーって思う。本物の天才なんだろうなーと。
個人的には信頼に関して書かれた一文が印象に残りました。

信頼というのは小さな一度の不信で消える。
信頼できる人というのは、その小さな一度の不信を絶対にしない人のことだ。

ぞわわってしました。自分も気をつけないとな・・・と。汗
あと「良いものを作る技は、人に気に入られたいという精神を滅した先にあるに違いない」とかね!
最近、人気のある人や沢山感想をもらっている人を見て羨ましくて辛い気持ちになっていたのですが。
ちょっと背筋がピンとしました。私は私の好きなものを書こう!

・六青むつみ著「楽園の囚われ人」
・・・昔、電子書籍で読んで、大好きだった一冊が新装版で売っていたので買いました。
大国で、王の寵童として後宮で暮らしてきた絶世の美青年・キリア。
彼は成長と共に稚児趣味の王の寵愛を失いながらも、王へ心を捧げて静かに生きていた。
が、ある日戦功を立てた将軍のたっての望みで下げ渡されてしまう・・・という話。
私は最近、強者が弱者をレイプしたあと、愛を理由に許されて両思いになる話が少し苦手で。
これはどうして平気なんだろう、と考えながら読んでいました。
初夜が強姦で、キリアは攻めのファリード将軍に陵辱されたことを苦に自害を図るんですけど。
それ以降の心境の変化と、細やかな設定、キリアの特殊な人となりで納得してしまいました。
あと、明らかに溺愛されているのに「私なんて」ってウジウジするのも好きじゃないのですが。
キリアは幼さを王に愛され、今も十二分に美しいのに「大人」である自分を醜いと思っているとか。
あれほど心を捧げて尽くした相手に、あっさり捨てられたこととか。
そういう事前のあれこれが、むしろキリアの葛藤により説得力を与えるのです。
もう、本当、好き!性癖に触れてなくてもストーリーが好き!
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