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近況&最近読んだ本の話

こんばんは。少し間が空きました。
もうすぐ10月が終わってしまいますね。1年があっという間過ぎて怖いです。
今年やりたいと思っていたことを、実はまだ幾つかやり残しています。
残り2ヶ月でどこまでできるか分からないけれど、やれるところまで頑張ります。

学生時代、レンタル屋さんで片っ端から映画を借りて見まくっていた時期があるのですが。
それを最近またやっています。
地元のレンタル屋さんは小さいので、品揃えが豊富とは決して言えないのですが。
(特に中国映画が少ない。でもヨーロッパのマイナーな映画は品揃えが良いという謎!)
それでもしばらくは沢山見るものがありそうです。
あと、前々から考えていたけれど、やっぱウッディ・アレンのコンプBOXを買おうかなーと。
実は大好きなんですよね、ウッディ・アレン。特に「カイロの紫の薔薇」とか!

追記にて最近読んだ本の話など。
・関田淳子著「ハプスブルク家のお菓子」
・・・以前読んだ「ハプスブルク家の食卓」の続編。
この本ではハプスブルク家の人々と、彼らの好んだお菓子について語られています。
あと、今回面白かったのが貴賤結婚をした人たちのこと!
ハプスブルク家出身の大公の妻になった二人の女性たちについて触れられています。
彼女たちのいずれもお料理の達人で、料理本を出版していた人もいたとか!
昔であっても、やはり男性は胃袋を掴まれると弱いのかなーとか。
そんなことを考えて楽しく読みました。レシピも付いています。面白かったです!

・川北稔著「砂糖の世界史」
・・・砂糖を軸に書かれた一冊です。砂糖の起源から最近の砂糖産業までの四方山話。
ただ、軽い気持ちで読み始めた本だったのですが、内容は割とズシンときました。
「アンクル・トムの小屋」で、黒人奴隷というと米南部の綿花栽培のイメージがあったのですが。
実はもっともっと過酷なのが地中海や南米の砂糖プランテーションだったんだな、と。
砂糖の歴史=黒人奴隷の歴史といっても過言でないほど、実に密接に繋がっていました。
あと、なぜイギリス式朝食の起こりが産業革命と労働者階級の住居に関係していたとか。
イギリスの黒人奴隷解放運動が茶と砂糖の価格高騰に対する意趣返しから起こっただとか。
今は世界中で有名なあれやこれやの起源の一つが砂糖だったんだな、という記事が山盛り!
岩波ジュニアなのでとても読みやすいです。同じシリーズのミルクも読みたいです。

・塩野七生著「愛の年代記」
・・・主に中世ヴェネチアやローマ近郊の様々な女性と愛にまつわる物語を集めた短編集。
個人的に好きだったのは「エメラルド色の海」と「女法王ジョバンナ」かなあ。
ちなみに「フィリッポ泊の復讐」と「パンドルフォの冒険」は有名な話なのかな?
多分、「あ、これ知ってる!」ってなるお話でした。特にパンドルフォ。
女法王ジョバンナは、聡明で法王になるほど神学や哲学に徹していたはずのジョバンナが、女としての自分の肉体に知識が乏しかったというのが皮肉だなって思いました。
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無題

塩野七生さんの本はお好きですか? 初期にはBL?軽い騎士同士の恋愛描写もありますよ^ ^ 確かロードス島の騎士団のお話でした。
  • ななし
  • 2016/11/14(Mon)21:14:24
  • 編集

お返事 for ななし様

お返事が大変遅くなって申し訳ありません。
コメントありがとうございました!
先日、早速「ロードス島攻防記」を読みました。
アントニオとオルシーニのことですよね>騎士同士の恋愛描写
もう、もんのすごく萌えました。おすすめありがとうございました!
  • 2016/12/14(Wed)22:07:18
  • 編集